陶器のアクセサリー「Nolism」(その1)
記念すべき第1弾の作家さんは陶器のアクセサリーを作ってらっしゃる「ハヤカワカオリ」さんです。ハヤカワさんは学生時代に焼物を専攻し、その頃からアクセサリー作りをしているそうです。
▲一目惚れした「菊の輪」。展示の中でも存在感のあるネックレスでした。
焼物でアクセサリーを作る上で大切にしていることは何ですか?
焼物をアクセサリーにしようと思った理由でもあるのですが、「色味」を大事にしています。うつわじゃ物足りなかった一つの理由は「色味」なんです。もちろん、旅館の小鉢などで黄色のものや赤色のものもあるんですが、日常に使わないなと思ったんです。もっと「色味」の魅力を感じていただけるのは装飾品じゃないかと思ったんです。アクセサリーに使われている色は、特殊に開発してもらった色というわけではなく、普通のうつわとしても使える色味なんです。
土と薬の組み合わせでも変わるので、焼物の色って無限大にあるんですよ。
▲土と薬の組み合わせテストピース(ほんの一部です)
化学実験みたいですね!理系女子ですか?
文系女子なんですよね〜。。それが。実は苦手なところです。。
これからは、もっと使っている土や形に合った釉薬を作ろうと思っててそこの勉強中なんです。
作ってみたい色味があるので、今よりももっと理想に近い色を出せていければ面白いんじゃないかなと思っています。
次回はハヤカワさんの製作現場にお邪魔です!
陶器のアクセサリー「Nolism」(その2)はこちら
Nolismの作品はこちら↓
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